ダイエット

ダイエット×腸活!
成功のカギは腸内細菌!-1

こんにちは、薬局ぽっぽの大平です。

朝晩は涼しくて、すっかり秋めいてきましたね!

秋といえばいろいろありますが……やっぱり一番は食欲の秋でしょうか?栗や梨、ぶどうなどの果物やそれを使ったスイーツなど……秋は美味しいものがいっぱい!!

美味しいものが溢れた秋、せっかく「ダイエットを頑張ろう!」と思っているのに、ついつい心を動かされてしまいます。ダイエット成功のためには、美味しそうなものでもなるべく我慢しなくてはなりません。ちょっと寂しいですね……

今回は、ダイエットと腸活のかかわりについてお話ししたいと思います!

超○○好きが肥満のもとに

しょっちゅう甘いものを食べている“超甘いもの好き”や、週に何度もラーメンを食べずにいられない“超ラーメン好き”な人っていますよね。

甘いものやラーメンのような糖質の多いものばかり食べていると、肥満につながってしまうことも多いものです。では、このように過剰に好きなものがある人はそうでない人と何が違うのでしょうか?

ひとつの説として、腸内細菌との関わりが挙げられています。

痩せている人と太っている人で違う腸内環境

痩せている人と太っている人の腸内細菌の分布を見ると、痩せている人のほうがいわゆる「善玉菌」の数が多いことが分かっています。

逆に、太っている人は「悪玉菌」の数や種類が多いので、それが体型に影響している可能性は十分にあると思います。

一般的に、産まれたばかりの頃の腸内細菌は、母親の産道にいる菌をもらう以外はほとんど変わりがないと言われています。

ところが、ある程度成長をしていくと同じだったはずの腸内細菌の分布が変わってきます。では、いつから痩せている人と太っている人の腸内細菌のバランスが変わるのでしょうか。

腸内環境は食生活で変わる!

大きな理由のひとつが食生活です。

実際に食生活で腸内細菌の分布が変わることは研究でも分かっています。食生活が腸内細菌の善玉菌と悪玉菌の割合を決めると言っても過言ではありません。

痩せている人と太っている人で腸内細菌の分布が違う、といことはダイエット成功のカギでもあります。

太っている人は、痩せている人の腸内細菌の分布に近づけることができれば、痩せやすくなる!

具体的にはどうしたらよいのでしょう?

悪玉菌が多いと太る?

砂糖は悪玉菌の大好物です。善玉菌のエサは水溶性食物繊維です。

ケーキやチョコレートなどのお菓子をたくさん食べていると、悪玉菌の大好物が大量に流れてくるので、自然と悪玉菌は数を増やしていきます。大量に砂糖があるので、菌が増えてもエサに困ることがありません。そうして、どんどんと増えていくのです。

それに対して、エサ(水溶性食物繊維)があまり流れてきてくれない善玉菌は、悪玉菌に居場所を奪われてしまい、数を減らしてしまいます。

腸内で増え続けた悪玉菌は、エサである砂糖をさらに欲しがります。

一説によると、腸と脳はつながっていて、悪玉菌が増えることで脳に砂糖を摂りたがる刺激を出すともいわれています。

なので、甘いものをたくさん食べていると、さらに甘いものが食べたくなるのです。ちょっとコワイですね……

今回はここまで、次回は「ダイエットで行う腸活の例」についてお話しします!

 

コメントを残す

*