新型コロナ対応

体調を崩す原因とは? 悪化する前に漢方薬を!

こんにちは、薬局ぽっぽの大平です。

早いもので、もう2月も終わりですね。でもインフルエンザや新型コロナの流行はまだまだ続いています。

感染すると、高熱が出て頭痛や喉の痛み、咳の症状など、体に大きな負担がかかってしまいます。来局される方のなかには、熱や痛みは落ち着いた後も咳だけずっと残っているなど、なかなか改善しない症状で悩まれている方も多くいらっしゃいます。

「インフルエンザにも新型コロナにもかかったことはない!」という方でも、何かのきっかけで感染してしまう可能性もあります。

もちろん、いちばんいいのは感染しないこと・・・・・・ では、なるべく感染しないためには、どんなことができるのでしょうか。

今回は、その対策方法についてお話しします!

体調維持に大切なのは「気」

中医学では、風邪をひいたり、体調を崩したりする原因として「気が不足」していることが挙げられます。その状態を「気虚(ききょ)」といいます。

「気」は体を機能させる上で最も大切な要素の一つで、いわゆるエネルギー源のようなものと考えられています。

体内に気が充実していると、疲れにくく、体調を崩す原因となる邪気にも勝つことができるので、病気になりにくい状態を保つことができます。

気が不足する原因とは?!

では、どうして気が不足してしまうのでしょうか? 原因はさまざまなですが、主なものとして、2つ挙げることができます。

気を消耗してしまう

仕事や学業が忙しくて肉体的・精神的疲労がたまっているとき、ハードな運動などで体が疲れているときなどが当てはまります。

気が補えない

不足した気を補う行動のひとつは食事です。中医学では食べたものをもとに、胃や脾で気を作り出すと考えられています。食事が偏ったり、抜いてしまったりすると作り出すことができず、気が足りない状態に陥ってしまうのです。

休めないときに漢方薬で補う

気が不足しないためには、食事や休息はとても大切ですが、どうしても体を休めることができない時期もあると思います。

そんなときに効果的なのが漢方薬です。

「疲れている、食欲がわかない」などの症状は、病気になる一歩手前の状態です。そのまま放置していると、風邪をひいたりしてしまう可能性があります。

状態を悪化させる前に、漢方薬を用いて気を補うことで、病気にならずに済み、健康な状態に回復できることもあります。

長引く不快な症状にも効果的な漢方薬

コロナやインフルエンザの感染後や風邪をひいた後など、咳だけが残ったり、食欲がわかないなどの状態が続いてしまうのも、気が不足していることが原因となるケースがあります。

そんなときにも、気を補う漢方薬を用いることで、症状が改善する場合もあります。

体調を崩しやすい、なかなか疲れの状態から回復できない、寝られないなど、気になる症状があればぜひ薬局にご相談ください。

 

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