ダイエット

「断食ダイエット」って、あり? なし?-1

こんにちは、薬局ぽっぽの大平です。

そろそろ年末年始が近づいてきました。寒さも本格的になってきましたね。

外の気温が低いと外出することも減ります。家にいるとついついお菓子などを食べてしまい、気が付いたら体重が増えていた……なんてこともあるかもしれません。

そんなことにならないよう、「冬休みこそダイエットしよう!」 と決意されている方もいるのでは? 今回は、ダイエットのなかでもちょっと特殊な「断食」についてお話したいと思います。

長い休みはダイエットのチャンス!

冬は体温を保つために夏と比べて基礎代謝が上がりやすくなっています。基礎代謝が上がっている年末年始の連休は、ダイエットに取り組む絶好のチャンスでもあるのです。

ダイエット法にもいろいろありますが、長期のお休みに取り組んでみたいもののひとつとして、「断食(だんじき)」が挙げられることがあります。

断食は、食事を摂らずに体重を落とす方法です。年末年始で長いお休みが続くので、比較的取り組みやすいと思う方もいるようです。

では、断食は本当にダイエットとして最適な方法なのでしょうか? また、もし実際に断食に取り組むとした場合、注意点とはどんなことなのでしょう?

宗教から医療へと変化してきた「断食」

歴史をさかのぼると、断食は、もともとは宗教的な行為であったことがわかります。

キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教など多くの宗教で断食を行っていますが、理由や方法などは宗教によって異なり、元々の目的や起源が共通しているわけではないようです。

その宗教的行為がいつしか健康的・医療的な行為へと変わり、現在ヨーロッパでは、断食はさまざまな病気に対しての治療法のひとつとしてとらえられています。

断食は食事をとらない治療方法で、「絶食」と言い換えることもできます

良い面があれば悪い面も……

宗教的な行為から、治療方法へと変化してきた断食ですが、現代では、その効果など良い面が数多く紹介されています。

最近では、食事をとらなければ当然体重も落ちるので、ダイエット目的としても行われるようになりました。ホテルに宿泊して断食をするというプランもあるようですね。

でも、物事には良い面と悪い面の両方があるように、断食にも注意しないといけない面があります。実は断食には、向いている方とそうでない方がいるのです。

断食が太る原因に?

では、断食に向いていない方が取り組んだ場合どうなるのでしょう? 実は逆に太りやすい体質に変わってしまう可能性があるのです。

断食ダイエットは、だれもが取り組んでもいい方法とはいえません!

食べないのに太りやすくなるなんて、どうして? と思いますよね。 それは、体の機能と構造、そして以前もお話しした「ダイエットには3種類ある」ことがかかわってきます。

この続きは、また次回お話ししたいと思います。

 

 

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