ダイエット

やってみました~! 断食ダイエット 実践編-1

こんにちは、薬局ぽっぽの大平です。

前回までは断食ダイエットの概要についてお話ししました。

今回は、実際に断食ダイエットに取り組んだときの食事内容や体組成の変動についてお話ししたいと思います。*断食の概要はこちらから→ 関連記事:「断食ダイエット」って、あり? なし?―

断食は食事を抜くことをいい、別名絶食ともいいます。「絶食」というとやや苦しそうな印象ですが、実際はどうなのでしょうか?

ものは試し、ということで、私自身も断食ダイエットを実践してみました! 今回は自分で取り組んだ経験をもとに、その結果と断食ダイエット実践の注意点などをお話したいと思います!

向いていない私……の挑戦!

断食は、数日間ご飯を食べない時間をつくることで、デトックス効果などを期待します。ヨーロッパでは様々な病気の治療に用いられることもあります。

断食は簡単に取り組むことができるダイエット方法のひとつですが、注意をしないと余計に太りやすくなってしまうこともあります。

実は本来、私自身は断食ダイエットに適した体型ではありません。(標準体重、筋肉量少なめ、体脂肪量やや多め)

今回の断食ダイエットでは、適していないタイプの方が断食ダイエットを行ってしまうとどうなるのか、ぜひ知ってもらいたいと思います。

断食ダイエットに適した体型=体重が過剰で特に体脂肪が多い人、となります

トータル4日間の断食ダイエットを決行!

今回私が取り組んだ断食の日数は、断食2日間復食期2日間の合計で4日でした。スケジュールと食事内容は以下のとおりです。

断食中~復食期の食事内容

朝食 昼食 夕食
断食中 1日目 食べものなし
水分(水・お茶)のみ
断食中 2日目 食べものなし
水分(水・お茶)のみ
復食期 1日目 野菜スープ
ゆで卵
野菜スープ
ゆで卵
白米30g
植物性プロテイン
(無糖)
復食期 2日目 野菜スープ
卵焼き
野菜スープ
ゆで卵
白米40g
植物性プロテイン
(無糖)

*断食に影響しない腸活のための食物繊維・乳酸菌の健康食品(粉末タイプ)は朝・夕に服用

●体験の感想と感覚

意外に思われるかもしれませんが、断食の2日間はそこまできつくは感じませんでした。2日目の夕方に空腹感を強く感じ始めましたが、2日間食べていないにしては比較的落ち着いていました。

逆に復食期に入って、少しずつご飯を食べ始めたときの方がより辛かったです。(個人的な感想です)

今までずっと空腹状態だったところにご飯を食べると、体がより食物を得ようとするので、その気持ちを抑える方が意外と大変だなと思いました。

結果発表~~!!

体重や筋肉、体脂肪量の変動も毎日体組成計で測定をしました。体組成を調べることで、断食ダイエットが私の体型に適しているかどうかが分かります。では、4日間の変動の様子を発表します!!

体重と体組成の変動

体重(kg) 筋肉量(kg) 体脂肪量(kg)
断食中 1日目 -1.5 -1.0 +1.8
断食中 2日目 -0.6 -0.4 -0.2
復食期 1日目 ±0.0 -0.4 +0.6
復食期 2日目 -0.1 +0.3 -0.4

●結果と考察

体重:最終的に断食前から2.3kg減りました。はじめの2日間はすぐ体重が落ちましたが、そのあとは落ち着きました。

筋肉量:1.5kg減りました。食事を抜くとエネルギーが不足するので、筋肉を分解してエネルギー源にしていることが分かります。

体脂肪量:1.8kg増えました。断食を開始すると急に体にエネルギーが入ってこなくなります。そのためまだ取り込み切っていなかった断食の前日の食事分を脂肪として蓄えたために1日目に増えています。

体組成を確認してから実践しよう!

標準体重で筋肉量少な目、体脂肪やや多めな私の体型は、断食ダイエットに適切ではありません。筋肉量が多くないので、ご飯を食べなくても体重が落ちにくい状態でした。

でも、より筋肉量や体脂肪量が多い、太り気味の方が断食ダイエットに取り組んだ場合、体重が3、4kgほど落ちることもあります。

せっかく挑戦しても、体型が合っていない場合は太りやすくなってしまうこともあるのが、断食ダイエット。自分の体組成はどうなっているのか、適性を確かめてから、挑戦するかどうかを決めることをお勧めします!

自分の体組成の適正は、体組成計で確認できます

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