ダイエット

実例で学ぶ!
「ダイエットの取り組み方」-2

こんにちは、薬局ぽっぽの大平です。

前回から、私たちの薬局で指導を行ったダイエットの実例についてお話しています。今回は、その内容について、くわしくお話したいと思います。

Aさんのダイエット・ストーリーとは?!

まずは目標を設定

最初に行ったのは、Aさんと一緒に目標決めること。「目標の達成=ゴール」の設定です。具体的に目標が決まると、気持ちも前向きになります。

目標が定まったところで、ダイエットに効果的とされる簡単な腸活と食事指導を行いました。

2週間ごとに体組成をチェック

まず、Aさんの体重や筋肉、脂肪の数値によって食事メニューの継続や変更を提案します。生活スタイルに合いそうであれば取り入れてもらい、2週間取り組んだところで来局して、効果を確認するというサイクルです。

2週間ごとの来局時には、日々の食事メニューをチェックするほか、体組成計で体組成を測定して、体重と筋肉、脂肪のバランスなどを確認しました。

順調にダイエットができていればそのまま継続しますし、逆に体重や脂肪量が改善しない場合にはその原因を探して、より良くなるような方法を提案します。

体組成を確認することで、今のダイエットがうまくいっているのか、失敗しているのかが判断できます

これを繰り返しをやっていくことで、その方にあった効果のあるダイエット方法を探していきます。

効果的で無理なく取り組める食事の提案

Aさんの場合、それまでの食事内容があまり良くありませんでした。以前の記事でも書いたのですが、筋肉を落としてしまう痩せ方の食事のメニューだったのです。

そこで、どのような食事であれば普段の生活に取り入れやすいかを相談しました。ダイエットで推奨しやすい食事はあるのですが、無理なく取り組むためには、本人の好みやライフスタイルなども考慮して提案していくことが大切だと思っています。

食事内容では丼や麺類など炭水化物が多くタンパク質が少なかったため、炭水化物を減らし、タンパク質を意識して意識して食べるようにお話ししました。

炭水化物を減らし気味にしますが、全く摂らない食事法は長続きしないので、オススメしていません

また、Aさんは朝食にヨーグルトや牛乳などをよく摂っていました。健康によい食品なのですが、体を冷やしやすいという側面もあります。少し量を減らして、その代わりみそ汁や野菜スープなど体を温めるものを取り入れてもらうよう勧めました。

体を温める食べ物を取り入れ、体を冷やす食べ物は控えめにすることは、腸活にもダイエットにも大切です

一時的なダイエットではなく、ダイエット終了後も続けられる食事を提案していくことが健康を維持するためにも大切と考えています。

適切なダイエットは実を結ぶ-月2、3キロずつ減量に成功!

結果として、Aさんは、毎月2、3キロずつ体重を落とすことに成功しました。

その後も定期的に来局し、体組成の測定を行っていますが、今でもいい状態をしっかりと維持できています!

Aさんのお話は今回で終わります。今後も、別のダイエットの実例や、私自身が取り組んだことについてもお話ししていきたいと思います!

 

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