ダイエット

目標は「理想体重」
“病気になりにくい”カラダをつくる!

 

こんにちは。薬局ぽっぽの大平です。

毎日体重計にのり、体重が増えたとか減ったなどと気にしていませんか?

体重は、一番てっとりばやく健康状態を知る指標ですね。

定期的に体重を測定することは、体重の変化を常に把握でき、生活習慣病の予防に役にたちます。

体重は、身体を構成している「脂肪」「筋肉」「骨」「水分」の合計の重さになります。

同じような見た目の場合、筋肉質の人の方が体重は重くなりますし、脂肪過多の人の方が体重は軽くなります。

肥満度を示す体格指数「BMI」

BMI(Body Mass Index)は、ボディマス指数とも呼ばれ、体重と身長の関係から算出される肥満度を示す体格指数です。

日頃から肥満度を把握することは、健康を維持するために重要なことです。

BMIの計算式は以下になります。

 

身長と体重からBMIを計算して、肥満度をみてみると、筋肉質の人でも肥満ぎみになってしまいますし、逆に脂肪過多の人は痩せぎみと出てしまうことがあるのです。

そこで、体の組成から理想的な値を指標とすることが求められます。

理想的とはどのような値なのでしょうか?

病気になりにくい「理想体重」と適度な体脂肪を目標に

それは統計学的に認定された値で、死亡率や罹患率(りかんりつ)が有意に低く、もっとも健康的に生活ができるというものです。この値を理想体重といいます。

罹患率とは観察対象の集団のある観察期間に疾病の発症の頻度をあらわす指標の一つ。

また、体重だけでなく筋肉量や内臓脂肪量、体水分量、体ミネラル量などの計測することで、体内の脂肪の重量を知ることができます。これらを計測できるものを体組成計といいます。

家庭用では体重を計測するときに脂肪量の計測できる体脂肪計があります。

体脂肪率とは、体内の脂肪の重量の割合です。

肥満は体脂肪が必要以上に増えた状態ということです。

科学的に病気になりにくい数値を知ることで理想的な体重を知り、それに近づけるようにすることで病気になりにくい体を作りましょう。