連休も間近となりました!予定があってもなくても、ちょっと特別な時期ですね!
でもGWといえど、時節柄もあり、なかなか外出もしづらくて、家で過ごすという人も多いと思います。
お休みでずっと家にいると、ついついお菓子などをつまんでしまいがち…… 気がつくと体重が増えていた! なんて経験のある方もいらっしゃるのでは……?
今回は、家にいる時間が増える長期休暇でも、簡単に取り組めるダイエットについてお話しします!
自己流の「断食」はかえって太る?
はじめに、やらないほうがいいダイエット方法についてお話しします。
個人的に最もオススメしないのは自己流の「断食」です。断食とは食事を抜くことを指し、健康法やダイエットなどに利用されています。
断食は適切に行えば効果的なのですが、ただご飯を抜くだけなどしてしまうと、むしろ太ってしまう可能性があるので注意が必要です。
私自身、断食を行ってみたことがあります。たしかに体重は落ちるのですが、体組成を確認すると、落ちたのはほとんどが筋肉量だったのです。
食事量を減らすことで落ちるのは、水分や筋肉が中心です。最近は、GWの時期でも30度近くまで気温が上がることがあります。そんなときに水分が体から失われてしまったら、脱水症(熱中症)を引き起こすかもしれません。
また、断食で栄養が入ってこなかった体は、飢餓状態におちいっています。飢餓状態では常にご飯を欲しがっているので、断食終了後は普段以上にご飯を食べてしまう可能性があります。
さらに、飢餓状態の体は、再び同じような飢餓状態になることを想定して、食べたご飯を長期的なエネルギー源になる脂肪として蓄えようとします。
断食で筋肉量が減ったところに、補給した栄養を脂肪という形で蓄えようとするので、断食する前よりも体脂肪が増える危険性があります。
自己流で断食を行うことはとてもむずかしいのです。断食をする場合、専門家の指導を受けながら実践することが大切です。
当薬局でも断食のサポートを行っています! 興味のある方はご相談ください!
“体に悪いことをしない”だけでもダイエットに!
ダイエットでは、まず生活習慣が崩れないようにすることが大切です。とくに重要なのは“睡眠時間の確保”です。
実際に取り組んでみると分かりますが、睡眠時間を7時間程度確保することができれば、就寝前と起床時では1キロ程度体重が減っています。
その一因は、寝ている間に汗や呼気などで水分などが消費されること。汗といっても夏場のように気温の上昇にともなうものではなく、エネルギーが消費されていることで汗をかいていると考えられます。
睡眠は体にとってエネルギーを使う行動なのです。
それだけのエネルギーを使う必要がある睡眠の時間を削ってしまうのは、体重増加だけでなく認知機能の低下やうつ病の発症など様々なリスクを引き起こす可能性もあります。
リズムが狂いやすい長期休暇でも、なるべく普段通りの時間に布団に入ることいいですね。普段から睡眠時間が短い人の場合、遅くとも0時までに寝ることを心がけてみてください。それだけでも体重が落ちやすくなることに驚くはずです。
カンタン腸活でも効果アリ!
もうひとつ、長期休暇でできるダイエットに「腸活」があります。
お休みが続いて、食生活が変わったり、睡眠時間が減ったりすると腸内環境も悪化しやすくなります。
すぐに変化することはありませんが、食生活は一度悪化すると直しにくくなるものです。普段の生活に戻っても食生活が改善しければ、腸内環境の悪化につながる可能性があります。
腸内の善玉菌は、血糖値を下げるホルモンの分泌を促す物質を作り出します。
善玉菌が少ないとうまく血糖値が下がりません。血糖値が高い状態は血管にダメージを与えますし、体の隅々まで栄養素を運ぶこともできないため、脂肪を蓄えやすくなったりもします。
善玉菌を増やす食生活に変えること、サプリで善玉菌を摂取するという「腸活」でも、十分なダイエットにつながるのです。
善玉菌が含まれる健康食品はたくさんあります。当薬局でも厳選した商品を置いていますので、「ダイエットをしたい」「腸活ってどうすれば良いの?」など、興味のある方はぜひ薬局にご相談ください!