漢方のお悩み

つらい不眠・・・漢方薬で改善も!
「心脾顆粒」とは?

こんにちは、薬局ぽっぽの大平です。

現代社会は“ストレス社会”といわれていますね。いろいろなストレスを抱え込んでしまったり、ストレスから食生活や生活環境が乱れたりする人も多くいらっしゃるでしょう。

そんなストレス社会のなか、年々増加しているのは不眠症を訴える患者さんです。

同じ不眠症でも、寝入りが良くないタイプや途中で起きてしまうタイプ、考えごとをし過ぎてしまうタイプなどさまざま症状があります。原因や症状によって治療法も異なります。

今回は、中医学の観点から不眠症についてお話しします。

考え過ぎてしまうと「気血両虚」に?

たとえば、仕事のストレスがたまって、早く寝なければと思っているのに、布団に入ってからも「明日出社したら○○をして、△△さんに報告して…… ああ、大変~」と考えてしまい、眠れなくなってしまう…… ということもあるでしょう。

そんなときの不眠の原因としては、「気血両虚証」が挙げられます。

中医学では、「気」は体のエネルギー源となり、「血」は体の隅々まで栄養を運ぶ働きがあると考えられています。気血両虚証は、気と血の両方とも不足している状態をいいます。

気と血に関わる臓器として「脾」「心」があります。

脾には、食べ物から気を作り出す機能があり、全身に運んでサポートします。心は、血を全身に運ぶ働きがあり、精神や思考などにも関わっています。

夜寝る前にいろいろ考えすぎてしまうことで、脾と心の働きが弱くなります。すると、気と血も不足して気血両虚または心脾両虚の状態となり、睡眠の質も下がって不眠の症状を引き起こしてしまうのです。

脾と心の働きを改善する「心脾顆粒しんぴかりゅう

脾と心の働きを改善する漢方薬に「イスクラ心脾顆粒しんぴかりゅう」があります。「イスクラ心脾顆粒」は心血を養って、精神・意識・思考を安定させるとともに、脾気を補い、胃腸の働きを元気にして心脾両虚の症状を改善します。

販売会社

イスクラ産業株式会社様

効能・効果

貧血、不眠、健忘

用法・用量

次の量を1日2~3回食間に温水で服用してください。

成人(15歳以上):1回1包

※15歳未満は服用しないでください

成分

オウギ、サンソウニン、ビャクジュツ、ブクリョウ、リュウガンニク、オンジ、トウキ、カンゾウ、モッコウ、トウジン

※本製品は第2類医薬品です。 参考HP https://www.iskra.co.jp/product/tabid/228/Default.aspx

不眠は症状や原因によって用いる漢方薬が異なります。睡眠は心身の健康のために大切です。なかなか眠れずに困っている方は、ぜひ薬局にご相談ください!

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