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血の流れが滞ったときの漢方薬「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」

こんにちは、薬局ぽっぽの大平です。

当薬局では、患者さんからの漢方相談を受けています。じっくりお話しを伺って、その方の症状に合った漢方薬をオススメしています。

漢方薬にはたくさんの種類があります。では、薬局に置いてあるのは、具体的にどのような漢方薬でしょう。今回は、代表的な漢方薬についてお話しします。

「瘀おけつ」で起こる体の不調

漢方相談を受けていると、人によっておこる体の不調の症状はさまざまですが、その原因として、よくあるもののひとつに、現代では「瘀血」が挙げられます。

瘀血とは、汚れたり、粘度が高まることで血の流れが滞ってしまう状態を言います。油ものばかりなどの偏った食事、不規則な生活やストレス、運動不足などが淤血の原因といわれています。

瘀血の状態になると、体全体を流れる血液の循環が悪くなります。栄養を運ぶ働きが低下することで新陳代謝が悪化してしまいます。

そのため、シミやアザができやすくなったり、肩こり・頭痛などの症状が出やすくなったり、血管に関わる病気になりやすくなるなど、いろいろな体調の悪化が起こる可能性が高まってくるのです。

瘀血については、また別の記事でくわしくお話ししたいと思います。

6種類の生薬をもとにした「冠元顆粒かんげんかりゅう

冠元顆粒は、イスクラ産業株式会社様が、冠心Ⅱ号方かんしんにごうほうという漢方薬をもとに開発した薬です。丹参(タンジン)や紅花(コウカ)など6種類の生薬から抽出したエキスを顆粒にしています。

 

©イスクラ産業株式会社

販売会社

イスクラ産業株式会社様

効果・効能

中年以降または高血圧傾向のあるものの次の諸証:頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸

用法・用量

成人(15歳以上)1回1包、1日3回、食間又は空腹時に服用

成分

川芎(センキョウ)、芍薬(シャクヤク)、紅花(コウカ)、木香(モッコウ)、香附子(コウブシ)、丹参(タンジン)

※本製品は第2類医薬品です。 参照HP https://kangen.iskra.co.jp/

肩こり、頭痛などの症状でお困りの方は、一度試してみるとよいかもしれません。ぜひ、当薬局にご相談ください!

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