ダイエット

タンパク質は何で摂る?
ダイエット×食事-1

こんにちは、薬局ぽっぽの大平です。

ここのところ、急に暖かくなりました。ダイエットにも取り組みやすい季節ではないでしょうか。

今回は、身近な「卵」をテーマにお話したいと思います!

ダイエットにオススメの食べ物は?!

ダイエットを行うときに大事なのは、「食事」・「睡眠」・「腸活」の3つです。

1つ目の「食事」ですが、「大事だとは思うけれど、具体的に何を食べたらいいのかわからない」と悩む方も多いと思います。また、「ダイエットに良いと思って食べていのに、逆効果だった!」なんてこともあるかもしれません。

実際に薬局に来られる方でも、健康やダイエットに良いと思っていた食べ物が、実は太りやすいものだったために、血糖値が改善しない、体重が落ちないなど、結果に結びつかないケースがありました。

では、ダイエットに適した、オススメの食べ物とは何でしょう?

そのひとつが、身近な「卵」なのです!

「卵」は優秀なタンパク源!

そのまま食べても美味しい卵。料理の幅も広くて、とても優秀な食材のひとつですね。卵は、ダイエットに欠かせない「タンパク質」を豊富に含んでいるのです。

タンパク質とは、「アミノ酸」の集合体(数百~数万、数十万個くっついている状態)を指します
アミノ酸の集まり方や組み合わせによって、いろいろな機能をもったタンパク質が作られています

以前もお話ししましたが、アミノ酸とタンパク質の関係は「レンガ建物」と置き換えるとわかりやすいと思います。

レンガ(=アミノ酸)は、積み方や組み合わせ方により、用途のちがうかまどや家など(=タンパク質)を作ることができます。逆にいえば、かまどや家(=タンパク質)も、細かく分解していけばレンガ(=アミノ酸)にすることもできます。

ヒトは体のなかで、食べ物(=家)を細かく分解し、アミノ酸(=レンガ)として吸収し、必要なタンパク質(=かまど)に作り替えるという過程を行っているのです。

体内でつくれないのが「必須アミノ酸」

タンパク質は、臓器や細胞などの成分でもあり、また酵素や免疫機能などにも大きくかかわっています。体が生きていくためにとても重要な物質です。

そのタンパク質を構成する「アミノ酸」ですが、ヒトの体にかかわるものは20種類あります。そのうち体内で作ることができるものを非必須アミノ酸(11種類)といい、体内では作ることができないものを必須アミノ酸(9種類)といいます。

体内で作ることができない「必須アミノ酸」は、食事で補う必要があります

タンパク質には全種類のアミノ酸が必要!

タンパク質を作るためには、20種類のアミノ酸のうち、特に9種類の必須アミノ酸を食事からとることが大切になります。

食べ物から必須アミノ酸を摂るための指標として、「アミノ酸スコア」があります。

アミノ酸スコアは、食品に含まれている必須アミノ酸が、どれくらいバランス良く含まれているかを表しています

アミノ酸スコアが高いと必須アミノ酸をバランス良く含んでいる食べ物であることを指し、低い場合には必須アミノ酸が偏った食べ物であることを表しています。食べ物を選ぶときの基準となります。

そして、スコア100の食品のひとつが「卵」なのです。

ダイエットの成功のカギは「卵」?

必須アミノ酸がバランス良く含まれている卵。タンパク質たっぷりな食材です。食物アレルギーも考慮しなくてはいけませんが、ダイエットをうまく成功させるためには「卵」は必須の食材といっても良いくらいです。

卵は、美味しくて、調理もしやすくて、しかも安価! 毎日の食事に採り入れやすいですね!

長くなってきましたので、この続きは、また次回に!

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